「営業マン」に役立つ豆知識ブログ

ブログ運営者:竹村文利(1985/10/25)。関東勤務の会社員です。現在まで10数年”営業職”というものに就いてきて「営業マン」に必要なことは何か、先輩から教えてもらったことや自身が学んできたことを振り返るブログです。新卒の方や営業職で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

営業マンに向いてない人

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今日も竹村文利が、営業マンとしての経験からいろいろと語っていきます。

 

会社の最前線にたって働く企業戦士が営業マンですから、営業マンに憧れる人は多くいます。しかしどんな仕事にも向き、不向きがあるように、営業にも向き、不向きがあります。

営業マンに不向きな人というと、内向的、しゃべるのが苦手といったイメージがありますが、竹村文利が経験した中では、内向的、しゃべるのが苦手な人が営業マンに不向きかというとけしてそのようなことはなく、実際、内向的、しゃべるのが苦手の人でも成果をあげトップセールスマンとなった人もいます。

 

営業マンに不向きな人、営業マンになったものの成果を上げることができない人の共通点としてセルフマネジメントができない、責任を持って仕事ができないと点があります。与らえた仕事に対して優先順位をつけてこなし、仕事を完結するには、どのように仕事をすれば時間中に終えることができるか、決められたリソースの中でタスクを処理するマネジメント力が必要です。

営業マンに不向きな人というのはそのマネジメント力が不足していて、お客様とのアポイント調整や商談の設定がうまくできなかったり、優先順位をつけて仕事をこなすということができずに大事なことを後回しにして失敗してしまったり、決められた時間の中で完結しなければならない仕事が終わらないということになってしまうのです。

 

ただし、営業マンのセルフマネジメントはトレーニングによって克服できる問題ですから、マネジメント力不足は営業マンを指導する方の問題ともいえます。自信がない人も営業マンに不向きといわれていますが、仕事をこなして成果を上げるうちに自然と自信がついてきますから、この点も、やはり営業マンを指導する方がいかに自信をつけさせるかという点が問題でしょう。

 

本人の資質からくるものについては、指導をして訓練を積んで改善することが難しいところです。例えば営業マンは見た目も大事で、清潔感を出すことが大事ですが、注意をして何とか形を作ってみても、本人の性格からくる問題なのか、必ずどこか身だしなみが崩れてしまう人がいます。また約束が守れない、空気が読めないというのも本人の資質からくる問題でしょう。本人の資質については注意をして指導をしても改善が難しいところがあります。

 

そして本人の資質の中でも致命的といえるのが空気を読めないというところです。営業マンはお客様と信頼関係を築く仕事ですから、自分の言葉や行為の影響に気づかない、周囲がどのように思っているのか推察しようとしなければ、信頼関係を得ることは難しいでしょう。空気が読めない人というのは、社内に味方も少ない、もしくは味方がいない状態になることが多いという点も問題です。

どんなに仕事ができる営業マンでもトラブルに合うことはあります。そんなとき、どれだけ社内に味方がいるのかが大事で、味方がいればトラブルを乗り越えることもできるようになります。営業マンは自分ひとりで仕事をしているわけではなく、サポートをしてくれる味方がいてこそ、という点が多々あります。そのため、独りよがりであったり、空気が読めずに味方がいないとことは営業マンにとってマイナスであり、そのような人は営業には不向きな人ということになります。

 

それでは竹村文利がお届けました。