「営業マン」に役立つ豆知識ブログ

ブログ運営者:竹村文利(1985/10/25)。関東勤務の会社員です。現在まで10数年”営業職”というものに就いてきて「営業マン」に必要なことは何か、先輩から教えてもらったことや自身が学んできたことを振り返るブログです。新卒の方や営業職で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

営業スキルを向上させる方法

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日常業務をこなしながらのスキルアップし続けることはなかなか難しいでしょう。スキルアップするためにも効率化が求められます。
そこで今回、効果的な営業スキル向上のための方法をご紹介します。

【明確な目標を据える】

効果的に営業スキルの向上をしたい場合、まずは明確な目標を持つようにしましょう。目標がある方が、目標が無い場合や抽象的な場合よりも高い成果が得られます。

また、目標設定を行うことは、モチベーションを上げるのにも役立ちます。闇雲に取り組むのではなく、目標をきちんと決めて効率的に取り組むことが大事です。

方法の一つとして、OKR法というものがあります。「Objectives and Key Results」の略語で、大きな目標を1つ立てて、それに向かう具体的な成果指標を1~4つ設定していくという方法です。

例えば、大きな目標に「英語ができるようになる」とした場合、具体的な成果指標は「英単語を4,000個覚える」「英会話レッスンを月に8回受ける」「英語の文法の本を1冊購入して読み込む」となります。大きな目標から小さな目標まで落とし込むことができるので、目標がリンクしている状態になります。

達成に向けて行動しやすい小さな目標を遂行していくことで、自然と大きな目標の達成に向かって行動していくことが可能になります。

【ビジネス本を読む】

供給過多の現代では経済学でビジネスをドライブさせるのが難しくなっているといわれています。そこでビジネス心理学の本を手にとってみると良いでしょう。

顧客の心理を読み取ることは顧客の視点、立場にたった行動の予測が可能です。

成果を出す営業担当は、営業活動にビジネス心理学を取り入れています。意図的に取り入れようと努力している人や、無意識に心理学に基づいた行動している人もいます。
心理学といっても学術的な知識ではなく誰でもすぐに実践できる内容なので、すぐに商談に活かす事ができます。

【商談ごとの振り返りをする】

何も用意せずに今日から実践できる、営業スキル向上法があります。それは商談後に「商談が終わった。早速次の商談の資料を電車の中で見直しておこう…」、ではなく、「商談が終わった。今から5分間、今の商談の振り返りをして次に向かおう」です。商談直後に短時間で集中して行うことが重要です。

商談が終わった直後の新鮮な感覚が残っているうちに、「顧客の反応」や「顧客の声色」などを振り返り、「顧客の心理を想像」します。

「どうやら、社内でうまく話を進めてくれそうだ」「質問の反応が思ったほどではなかった、アプローチ方法を検討しよう」といったようにロジックではない、感覚的な感想を残すだけでも違います。振り返りを繰り返すことにより商談で雰囲気から顧客の心理を読み取れるようになっていくことでしょう。

【ツールの導入を検討する】

最近では、セールステックツールといわれ、営業活動支援を目的としたツールが、現在幅広い業種で活用されています。

Webマーケティングを自動化する「MA(Marketing Automation)」、顧客情報の管理・解析を行う「CRM(Customer Relationship Management)」、そして営業担当の営業活動を支援するセールステックツールが「SFA(Sales Force Automation)」です。

SFA以外にも、会社に合ったセールステックツールを利用することで、商談の情報を瞬時に社内と共有することができるようになったり、普段の業務を効率化することができ、商談や営業スキルを身に着ける時間に充てることができます。