「営業マン」に役立つ豆知識ブログ

ブログ運営者:竹村文利(1985/10/25)。関東勤務の会社員です。現在まで10数年”営業職”というものに就いてきて「営業マン」に必要なことは何か、先輩から教えてもらったことや自身が学んできたことを振り返るブログです。新卒の方や営業職で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

相手の緊張をほぐすアイスブレイク

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今日も竹村文利が営業マンとして経験からいろいろと語っていきます。

営業マンは、コミュニケーション能力が要求される職種です。しかしコミュニケーション能力が高く、経験を積んでもやはり初めて会うクライアントとの商談では緊張するものです。また会議などの集まりでは、滅多に話をしたことがない上司がいたり、会社の役員などえらい人が多くいたり、ほかの部署の顔を知っているだけの社員がいるなど、普段と違う雰囲気があるため、緊張して固くなりがちです。

 

そんな緊張した雰囲気を壊すことをアイスブレイクといいます。アイスブレイクは氷を解かす、壊すといった言葉の通り、集まった人の緊張をほぐしてコミュニケーションがとりやすい環境を作り出すことです。そしてアイスブレイクの目的は、会議を有意義なものにしたり、目的達成のために積極的な関りを持つ状況を作り出していくことです。

会議中などに誰かがちょっと冗談をいって笑いとると、そこから会議進行がスムーズになったり、クライアントとの商談で共通の知識や趣味などの雑談をきっかけにして打ち解けた雰囲気になり、自分のペースでプレゼンテーションができたといったような経験は、社会人なら経験したことがあるでしょう。クライアントとのコミュニケーションが仕事といってもよい営業マンにとってアイスブレイクは身に着けたいテクニックのひとつです。

 

アイスブレイクは教育の場や仕事での会議や研修、体験しながら学んでいくワークショップ、歓迎会など様々なシーンで使われます。アイスブレイクのやり方は冒頭でますゲームなどを行って最初に緊張をほぐすといったいくつかのパターンがありますが、そのやり方、実施するタイミングなどは決まっているわけではなく、シーンによって様々です。

例えば会社の会議にアイスブレイクを取り入れる場合、会議冒頭で行う方法もあれば、意見が煮詰まったところで行う方法もあります。アイスブレイクの方法も会議冒頭で行うのであれば自己紹介を利用したり、会議途中で行うなら指運動など、座りながら行うことができる体をほぐすことができる運動を行うなどさまざまです。

 

アイスブレイクは緊張をほぐしたり、気分をリフレッシュすることが目的で行うことですから、目的が達成できれば、その手段はどのような方法でもよいのです。ただし、いきなり会議出席者全員でラジオ体操をするといったことは会議室のスペースなどもあって難しいため、シチュエーションを考えつつ、行った方がよいといえるでしょう。

 

竹村文利は商談中のアイスブレイクとしてグルメネタをします。ふとした雑談時に商談に訪れた場所で有名な飲食店の話をするのです。会社近辺の飲食店ならばクライアントも知っているか、実際に利用している可能性があり、グルメネタで話を弾ませるようにするのです。竹村文利も食べることは好きですから、グルメネタは外すことがないネタとして活用しています。

グルメ以外にもペットの話や時事問題など、アイスブレイクのネタは様々ですが、あまり踏み込んだり熱中して語ってしまうと、相手に引かれてしまうことがあるため、程度に注意が必要です。

それでは竹村文利がお届けました。