電話営業をする前に意識すべきこと②
今日も私、竹村文利が営業マンとして経験から語っていきます。
「電話営業をする前に意識すべきこと①」に引き続き、私が実践している電話営業を掛ける前に意識すべきことをご紹介していきます。
①スムーズに話せるように準備しておく
営業電話に限らず、電話を掛ける際には相手に伝えたい内容をスムーズにお話しすることができるように、あらかじめ話す内容を準備しておきましょう。
営業電話が苦手だという意識を持っている営業マンの中には、この準備を怠っている人が思いのほか大勢いらっしゃいます。
どんなにプレゼンテーションが上手い人でも、話すことを入念に準備しています。
むしろ、プレゼンテーションが上手い人の方が、かなり時間をかけてしっかり準備している傾向があります。
営業もこのことと似たようなもので、営業電話を掛ける前にしっかり準備しておくことが肝心です。
また、新人営業マンほど用意した内容をただ読んでわかったつもりになり、それで終了してしまうことが多くあります。
営業がやることはただ準備をした内容を読むのではなく、相手の心に刺さるように伝えることなので、可能であれば営業電話を掛ける前に声に出して読んでみて、自分でも内容が理解できているか、準備したものに頼り切らずにきちんと相手に伝えることができるかなどを確認しましょう。
②相手のメリットやベネフィットを明確にしておく
相手に突然電話をかけて営業をすることや、アポイントをとろうとしているのはこちら側なので、相手にしたら突然電話をかけられたと考えていても不思議ではありません。
そのため、相手に「なぜうちに電話をかけてきたのですか?」と言われても不思議ではありません。
そういったことにも対応できるように相手のメリットやベネフィットを明確にしておけば、「このようにお役に立つことができるからです。」
と答えることができます。
③伝えるポイントを決めておく
営業電話では話す時間がかなり限られているため、自分が伝えたいことを全て伝えられないのはよくあることです。
そのため、限られた時間内で伝えなければいけないことや、これだけは伝えておきたいと思うことを、事前に決めておくことが得策です。
④短い言葉で伝える準備をしておく
営業電話は話す時間が限られていることから、その限られた時間内で伝えるべきことを話すことが求められます。
それを成功させるためには、次の3つを決めておくことが有効です。
・話すべき内容のキーワード
・キーメッセージ
・話す順番
私の経験上、この3つを事前に決めておくだけでも営業電話結果はかなり違ったものになります。
営業電話は電話をかけても、「今忙しいので」と切られてしまう可能性も考えられます。
その時に、先ほど決めておいた3つのことに基づいて話せば、かなり短い言葉で話したい内容を伝えることが可能です。
ここまでに述べた3つのことを意識するだけでも、営業電話がいつもより楽に行えると思うので、ぜひ参考にして実践してみてください。
それでは、竹村文利がお届けしました。
次回も「電話営業をする前に意識すべきこと」の続きを更新予定です。